htVRMapMerge.ms – merging Irradiance maps

大急ぎで作成です。複数のイラディアンスマップをマージします。実際にはV-Ray付属のimapviewer.exeを起動してマージ処理をさせるだけ、、、

突貫工事で

マクロスクリプトです。「#maxroot/ui/macroscript」へコピーし起動したら「ユーザインターフェースのカスタマイズ」です。「CANPLAIZE」カテゴリにあります。

0.) imapviewer.exeのパスを指定(初回のみ)
1.) マージしたい.vrmapをリストに追加(選択ダイアログではCtrlやShiftで複数選択可能です。)
2.) 出力ファイル名を指定

で「Merge」ボタンです。

エラーのチェック部分を作っていませ~ん。0~2の項目が設定されてなくても「Merge」ボタンは押せちゃいますし実行しようとします。また、imapviewer.exeへのパスは半角スペースが含まれていても動きますが、読み込みするvrmapや書き出すvrmapのパスにスペースがあると動かないんです。ダブルクォーテーションで囲ってみたりしましたけどダメ。

リストボックスに横スクロールがつかないとか、max9環境でつくりました、とか、、、

つまり僕以外にはガラクタですね。お好きにドーゾ、実行も改変も再配布もね。全て自己責任でお願いいたします。

htVRMapMerge.zip

最新版はhtVRMapMerge ver.1.1

初期設定を「htVRMapMerge.ini」というファイルへ保存します。場所は環境によって異なりますが、MAXScriptリスナーで

getdir #plugcfg

を実行すると分かります。


V-Ray: Irradiance map interpolation

似たようなタイトルで以前にも書いてますね。

今回の制作で初めてフレーム補間使ってみたのですが、昨日も書いたとおり問題が発生です。

テストシーン

ウォークスルーアニメをレンダリングする場合、アンチフリッカーのためにイラディアンスマップ(.vrmap)をあらかじめ計算して保存おき、それをフレーム間で補間させて本レンダリングします。

下はテスト用に出力したvrmapです。1ファイル2.5MB程度ですが、本制作で使用するvrmapのサイズは約30MBになります。

あらかじめ計算された.vrmapファイル

「Interp. frames」を「2」に設定しているので、前後2フレームと現在時のフレームとあわせて5フレーム150MBになります。10台のPCでネットワークレンダリングすると、vrmapを収めている共有ストレージは時間差はあるものの1.5GBものファイルの転送要求を受け付けることになります。

とまぁ計算が適当ですが、実際、ファイルの転送が追いつかなくって効率が落ちレンダリングが始まらない事態になっちゃいました。残念ながらvrmapの共有はあきらめ、各レンダリングPCのローカルへ配置してやる必要が出てきました、、、というお話です。

バッチファイルを書けば事足りるんですけどね。今後もこういうことがあるならGUI付のフォルダ同期ソフトを作る必要があるなと。同期ソフトはたくさん公開されていますが、動作が逆なのが必要なんですよね。

1つのサーバがあって複数が同期しにくれば同じ問題におちいります。1対1で順番にしかも『こちらから』同期をしてあげるそんなやつ。

どっかにないかなぁ。


メンテナンスデー

お仕事の谷間と言えば、そうメンテナンスデー。ほったらかしにしてあったアップグレードの日、今日はPowerTranslators6.2とV-ray1.5SP4a、レンダーPCを含めx18台~!

PowerTransはいつもインストール時にトラブッてるように思いますが、今回は楽勝でした。
ちなみにPowerTranslatorはバージョン6になった頃から、「Microsoft Visual C++ 2005 SP1 再頒布可能パッケージ」と「Microsoft .NET Framework 3.5」を先にインストールしておく必要があったと思います。この件で取扱店さんと何度もやり取りがありました。

.NETも先のバージョンを削除しておかなきゃいけなかったりとメンドイです。Microsoft .NET Framework 3.5[microsoft.com](追加情報)を参照。

テストレンダリングと昼寝(?)も含めて丸一日かかりました。レンダーPCは増やしたいけどもう少し楽になんないもんでしょうか。


なんだこれ?


V-ray SP3a

5月の連休を夢見て、今日は会社待機!、そして明日は自宅待機!
WALL-EのBlu-rayをすみずみまで観まくる予定ですが、そんなときに限って連絡あるんですよね。

さて、待機中V-rayの1.5SP3aのインストールをしてました。

fog-vary15sp3a
な~んの意味もないテストシーン

環境効果でFogを使えるようになったのですが、すごいノイズ。
ギズモとライトにしか適用できないのかぁ。あまり仕事で使うこと無いと思いますけどね、なんか面白いもん出来そうです。

ここ数ヶ月ActionScriptにどっぷりなせいで、maxの操作忘れてました、、、