脱Backburner(予定)

社内の制作PCとレンダリングPCの64bit化(ようやく!)にともない、Backburnerも新しくするぜ、Backburner2012やで!とセットアップをしてみたものの…

ダメダメです。Autodesk最低。

解決方法を紹介するにあたって、初めにトライした環境をざっくり。

  • Backburnerは「Backburner 2012.1
  • Mayaは「Service Pack 1 for Autodesk Maya 2012 Subscription Advantage Pack」
  • Maxは「Max2012」 + 「Autodesk 3ds Max 2012 用 Subscription Advantage Pack」
  • 制作/レンダPCはすべてWindows7 Pro 64bit
  • レンダPCにはBackburner 2012.1 サーバサービス
  • Backburner マネージャはWindowsXP Pro SP2でサービス起動、モニタ用にApache

以下、解決方法!

Backburnerを2008.1.1にダウングレード
はい、いきなり戻りました、前の環境と同じです…。2012.1はcmdjob.exeがうまく機能しません。MayaでBackburnerジョブを作成しサブミットできないんです。「-manager」などのオプションスイッチが通っていないようです。はずすとサブミット完了するんですけど、どこにジョブ投げたのかな?投げ(だし)たのかな?ってことでBackburnerは2008.1.1です。

サーバサービス(serversvc)起動のタイミング
サービスのスタートアップの種類は「自動(遅延開始)」に設定します。「自動」にしてしまうとおそらくですが名前解決がうまく機能せず、マネージャへ受け入れられません。遅延開始は「自動」に設定された全てのサービスが起動した2分後に起動するようです。

Maya render.exe
レンダPC側の設定です。Windows7上の場合は「gpedit.msc」を起動し「コンピューターの構成\管理用テンプレート\Windowsコンポーネント\アプリケーションの互換性」へとすすみ、「プログラム互換性アシスタントを終了する」を「有効」にします。これをしないとMayaのrender.exeが立ち上がりません。

Max2012は「Service Pack 2」まで
上の環境紹介で「Subscription Advantage Pack(SAP)」をインストールしておりますがレンダサーバをサービスとして起動する場合は動きません!アプリケーションの「server.exe」なら大丈夫です。わざわざレンダPCにログインしてserver.exeを起動なんてできますかいな~。ってことでSAPはアンインストール!「Max2012」+「Service Pack 2」の構成にします。サブスクリプション料金ちょっと返せよ。

解決法は以上です。
ネットで検索したり、あーだこーだ試行したりで先週末はめでたく徹夜になりましたとさ。

毎度こんなことやってられないので「Deadline」のテンポラリライセンスを発行してもらって、うまくいけば移行することにします。そろそろお金で解決することにします!その請求書はオートデスクに送りつけたらええんちゃう?!

毎年払ってるサブスクリプション代、Blender Foundationに寄付したいッス。


4つトバシて、3ds Max 2012!

3ds Max Ver.9からバージョン4つとばしてver.2012です。max9を使うこと約5年、ようやく新しいバージョン使えます。

サブスクリプション契約の必要なかったやろ…4バージョンもとばしたのにたいして変わってない無いのもビックリです。使ってくうちに良くなったトコロ分かってくるんでしょうけど。

War Machine by Grant Warwick

制作用のPCには難なくインストールできましたが、問題はネットワークレンダリングまわり。

あまり参考にはならないと思いますが、お役に立てば。
続きを読む “4つトバシて、3ds Max 2012!”


Maya Backburner 2 こうなるハズ

自分の書いたMELを変更するかAutodeskの「performExportToBackburner.mel」を変更するか悩みましたが。結局自分のを変更することに。

シーンファイルのコピーをレンダリングするよーに。(選択可)
レンダリング範囲はMayaのレンダリング設定ではなく、プレイバックスライダを参照。
タスクサイズの変更。レンダラの選択。

ぐらいは実現する予定。ちゅーことでUIは追加してみた…。

一番の目的はジョブを投げたら、制作PCの電源を切ってもいいようにすることです。外部参照もレンダリングするシーンも出力画像もNASへってこと。

あと、この期におよんでなのですが、昔のmelスクリプトに不具合がありました。

string $serverGroupName = "maya7";

とありましたが、ここを別のサーバグループに書き換えても変わらないよーになってました。55行目を

string $UIServerGroupName = `textFieldGrp -editable true -label "Server Group Name" -text $serverGroupName UIServerGroupName`;

としていただければちゃんと動きます。修正したファイルをおいておきます。失礼しました。

htNetRenderViaBb_v11


Maya Backburner再び?

ライセンスマネージャ周りの問題もあっさり解決していただいて、只今ネットワークレンダリングPCへMayaをインストール中。眠い!

BackburnerマネージャやWebモニタも最新版に入れ替える必要があるのかなと思ってましたが、古いBackburner(2007.0.2)で全然問題なしですね。コマンドとタスクファイルを送るだけなので当たり前か?ってかやっぱり(いまだに)CommandLineTools経由なんだ?

左がAutodesk製、右がhTaka製

いまさら何言うとんねんって感じですが、初めてAutodesk製のMayaからBackburnerを使いました。全てのプラットフォーム対応していて、あとメール通知設定がありますね。僕が作った「htNetRenderViaBb.mel」との違いはその辺かな。

また、Autodesk製のほうはレンダリング出力先の設定がありませんね。Mayaの設定を参照しているようです。「プロジェクトパス + imageパス」ってぐあいに連結して出力先を決定するようになっています。

テストレンダリングをして気づきましたが、これにはちょっと落とし穴があって、「imageパス」をUNCパスにしてもプロジェクトパスとの連結を必ずしてしまうので思い通りの出力先になってくれません。プロジェクトパス以下の相対パスへしか出力できない仕様です。htNetRenderViaBb.melのほうはMayaの設定とは別に設定しますのでこれを一応解決できてます。

Autodesk製のほうを改良されたいなら「Maya2012¥scripts¥others¥performExportToBackburner.mel」の217行目から219行目あたり

string $imagesDir = `workspace -q -fileRuleEntry "images"`;
if($imagesDir != "")
    $exportSysCmd = $exportSysCmd + " -rd \\\"" + $projectPath + "/" + $imagesDir + "\\\"";

ここにimageパスがUNCパスなら$projectPathは無視するよう分岐を追加してやればいけるハズです。ただしUNCパスはWindowsのみに通用するものなので、キレイなコードにしたいなら環境がWindowsである場合の条件分岐「if(`about -windows`)」もお忘れなく。

これから本格的にMayaを使うようになるなら「htNetRenderViaBb.mel」もアップデートしますよ。
(数年の沈黙を破って?!)


Backburnerマネージャ壊れる

Backburnerのマネージャを入れてるPCが再起動を繰り返して暴走中、、、

ってなことで新しくセットアップ中です、自分の書いた記事見ながら。読みづらいぞ2年前の自分!

、、、そのうち書き直します。

ダッツ

作業中おなかがすいたので会社の冷凍庫に余ってたハーゲンダッツは僕がおいしくいただきましたとさ。

眠た~。ますます腹減った~。