「Javaがサポートされなくなる云々~」のあいまいな前情報は知っていて、Sierraへのアップグレードは躊躇していましたが、詳しくは「Java6」のサポートがEl Capitanを以って打ち切られるだけのようです。

現在の環境でその影響を受けるのは「Abobe Flash Builder 4.7」のみで、Macではテスト用にインストールしていただけなのでSierraへのアップグレードをしてみました。MacBook Pro (Retina, 15-inch, Late 2013)です。

Sierraへアップグレード後、動かなくなりました

アップグレード完了後は恒例のSpotlightのインデックス作成(mdworkerプロセス)が始まります。あいかわらず待たされます。

で、アップグレードした感想ですが見た目はDockにSiriが追加されただけで、それ以外なーんにも変わらず。FlashBuilderを除いて起動しなくなるようなアプリケーションはなし。Office2016、Adobe CC、Modo902SP3、AbletonLive9、etc…。Processing3はJava8を使用しているのでこれも問題なしでした。FlashBuilderも再度Java6をインストールすることにより起動もすることができるようです、サポートはされませんが。

今回のアップグレードの目玉だと思っていた「ユニバーサルクリップボード」はMacからiOSへはペースト出来るものの、iOSからMacへは出来ず。謎です。

あと「Macのストレージを最適化」する機能はオフ!。MacbookのSSDの空きが心もとないのは確かですが、iCloud Driveは無料の5GBで同じアカウントで使用しているiPhone、Mac miniもこれを使うとなるとクラウドのストレージの空きの方が気になりますからね。

空き領域がもっと欲しい。そんな時は最適化されたストレージが、それほど頻繁に使わない書類、メールの添付ファイル、写真、観終わったiTunesの映画をクラウド上に保存して必要な容量を確保します。最近使ったファイルは最適なバージョンの写真と一緒に、あなたのMac上にあります。すべてのファイルはあなたが保存した場所で簡単に見つかり、開くだけでオリジナルのバージョンをダウンロードできます。まるで、ずっとその場所にあったような感覚です。

http://www.apple.com/jp/macos/sierra/からの引用です。シンボリックリンクのようなファイルがローカル上に残るんでしょうか?そもそもクラウド上にしかないデータとどちらにもあるデータの区別がつくのかな?TimeMachineへのバックアップは?とか、疑問だらけです。

何が起こるやら、、、

ピクチャインピクチャはSafariで再生されているHTML5の動画のみでChromeで再生しているYouTubeは不可。単純に任意のウィンドウを前面にピン留めするだけの機能でいいのに。

FlashBuilderを犠牲にした割に、アップグレードした恩恵が少ないな。今回は10GB程度ローカルストレージの空きが増えただけで良しとしますか。

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