定理ってのは過去にも変わらずそこにあって、予想(発見?)され一度証明されたものは以降ゆらぐことなく土台として積み上げていけるものなんだそうで。

明日には変わるかもしれない正解に今日悩み、昨日までに得た定石を今日にでも捨てなきゃいけない今の自分のお仕事からすると少しうらやましい世界です。ちょっと極端で大げさな表現ですけどね。

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いづれの場合においても。問題にぶつかった時必要なことは、自分のテリトリーより外にあるそれと等価なものを見いだし新しい解決方法を学ぶ事。新しいものを生み出したい時は見た事もない向こう側へ踏み込んでみる事じゃないでしょうか。

簡単じゃないんですよね。ほら、垣根の向こうにいる人達ってよそ者には大抵冷たいから。こっちも頑固だったりして。

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フェルマーの最終定理” への3件のフィードバック

  1. >明日には変わるかもしれない正解に今日悩み
    「正解のない仕事をしてる」という意識を持たないとダメ、と20年やってきました、
    昔の人たちには、そう教えられました。
    だって、「消しゴムで消せない仕事なんだぞ!」と誇らしげに言う、
    生の世界だったから。
    でも、いまは、なんぼでも消せるしなぁ…
    やっぱ、定石を「捨てる」ではなく、しまい込んだら後日使える、が拠り所に落ち着くか…

  2. すんません、コメント見落としてました。

    最近は「正解のない仕事をしてる」って言葉を、数日試行錯誤の末に作業が進まなかった言い訳や、お客さんとの間で妥協に落ち着いた先に自らを納得させる答えとして聞くことが多くなりました。

    「表現方法が無限にある」

    同じ意味でもそう言った方がいいと思う。

  3. おぉ、それが「正解」だぁ!
    できれば「消しゴムで消せない仕事」感覚で、
    「無限の中から今回何を選んでもらえるか」をちゃんと伝えられるよう心がけたい。
    何が出ても、それは伝える側に起因しているのだと。
    自分に言い聞かせ、お客さんには特に言いたいと、ここでまた責任転嫁をしてしまう自分が情けないかも。

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