25の1,312,000乗

昔に概要だけ聞いた「無限の蔵書を持つ図書館」の話を読みたくて購入。神話か世界の七不思議的な読み物かと思ってましたが、割と近代の作家さんのものでした。タイトルは『バベルの図書館』。作者はJ.L.ボルヘス、短編集「伝奇集」に収録されています。

1冊410ページ(1ページは40行80文字)の中身はコンマとピリオドを含む25文字のあらゆる組合せ。本の内容がかぶることなく蔵書された立体的にほぼ無限に広がる図書館に住む司書の回想です。

全ての本があるので見つけられれば有名な叙事詩も、400ページずっと「a」で埋まっている本もあると。むしろ意味のない文字の羅列の本が圧倒的に多いでしょうが、蔵書の数はタイトルの通りです。

意味のある本をうっかり破棄してもちょっと誤字脱字のあるほぼ内容が同じ本も無数に存在するって言う。十数ページの短編ですが途方もない気分に浸れました。

ところでこのバベルの図書館の「総当たり」で作成された本を昨今取りざたされている大規模言語モデルを使って意味の通った本かどうかを判定する事は可能なんでしょうか。意味があるのかどうか解らない本に出会っては自分の生の意味を考える機会を司書から奪う事になるのでしょうか?


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2回目のワクチン接種です。接種会場で改めて1回目が問題のロットであったことの通知をもらいました。

一つのロットで50万回余ですから小当たりってところでしょうか?

人生で番号が一致するなんて受験番号くらいだったので、ニュース番組で表示されているロット番号と自分の番号を確認して、不謹慎ながらちょっと気持ちがアガりました。

Quoカードくらいもらえへんかな~。

にしても2回目の副反応はなかなかキツイ!


止まってました

止まってました、このブログ用のサーバが…。

夏休み中の未明、就寝前にiPhoneでYoutubeを観てたら突然見れなくなりまして、WiFiルータが壊れたかなと思ったらエアコンも止まるし、宅内のファイルサーバが再起動する音が聞こえるし。つまり停電。

停電時間は一分もなかったと思います、ルータは勝手に起動しますし、エアコンは点けなおして会社のサーバ止まってないかが心配でそれだけ無事なのを確認して自宅のサーバの事をすっかり忘れてました。会社なんて区も違うから自宅が停電したからといってあまり関係ないんですけどね。

連日の悪天候イヤですねー。

ところでワクチン一回目うってきました、今日じゃないですけどね。自衛隊の接種会場です。迷彩着た軍医に注射うたれるのを想像してましたが、まぁ白衣でしたね。街中の屋内で迷彩着るわけないし、そもそも軍医か知らんけど。