Big Buck Bunny届いた

朝から猟奇的なニュースを読んで気分が悪いです。

そんな気分を打ち消してくれるかな?、のBig Buck BunnyのDVD届きました。fromオランダです。

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内容的には前回のElephants Dreamより分かりやすく楽しめましたが、見た目のかわいさのわりには暴力的な印象を受けるかな。Peachのブログでもそのような批評を受けたことについてかかれています。

The use of violence in open source productions[peach.blender.org]

そんなものすごく暴力的なものじゃないんですけどね。リアルに描きすぎなのかな、それともコミカルな動きorカットを増やしてバランスよく演出できればそんな印象うけなかったかも。

『「ルーニーチューンズ」や「トムとジェリー」にみられるようなアニメでの暴力と現実の暴力を区別出来ない人がいるという事が心配』ともかかれています。ハンマーで潰される、ローラーで引かれるなんて描写はアニメでもよくみますもんね、それが僕には暴力的にうつらないのはなぜなんでしょうね。「うつらなかった」と過去形で書いた方が正解かな。年食ったヤツらが批評するからだけかも、子供がみたら素直に楽しんでくれると思うんですよね。

さて、DVDは本編以外にもデータがてんこ盛りです。DVDプレーヤで再生できるんですけど、データとしてHDムービーも入ってます。もちろんBlenderの全シーンデータも入ってます。シーンデータはBlender 2.46で開かなきゃいけません。

さっそくシーンファイルを開きレンダリングをしてみたのですが、レンダリングされる気配なし、ちゅーかBlenderが落ちてしまいます。何シーンか試してみたのですがレンダリングできず。そしてDVDに入ってる説明には以下の事が、、、

System Requirements

The minimum requirements for rendering are a 64bit capable operating system and 4 gig of ram. Other systems can still open the files for inspecting, animating and rendering at lower detail.

フルHDでレンダリングしてみたいなら、64bitのOSとBlenderそして、4GB以上のメモリ必須です。開いてデータを見るだけなら32bitでも大丈夫です。解像度さげるのもあり?

で、なんとか32bitのBlenderでフルHDでレンダリングできたのが下のショット。

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1フレーム12分ってところかな。Xeon 3GHz x4でね。

いくらソフトがフリーでもすごいコストかかってますよね。他の商用3Dソフトがタダに思えるくらい、、、
「タダだから」ってのが第一の理由でオープンソースなソフトを使うのは止めたほうがいいですねぇ。


自宅から早退

明日から本格的にお仕事始まるから今日は休もうと14時くらいに帰宅したのですが、16時に会社から電話。Flashのお仕事で見積りをとのこと。

しかもFlashでモデルリングされてテクスチャはってみたいな依頼メールだったので「ついに3DなFlashのお仕事ですか!?」と喜び勇んで2時間ほどFlash内での3Dエンジンのこと物理シミュレーションエンジンのことを調べてそのライセンスとサンプルソースをざっと眺めてから「これならいける、いざクライアントにインタビュー!」と会社に引き返しました。

がお話をうかがってみると、「レンダリングしたやつ下さい」と、、、メール内容とちがいますやんっ、、、

撃沈。

AS3でバンバンやったろかいってお仕事が、わずか1分でいつものお仕事に、、、

そりゃプリレンダリングした画像のほうがきれいなんですけどね。
インタラクティブに商品の材質がなんとなーく感じられるって要素、必要なんじゃない?とは思ってみたものの過去からたびたび浮いては沈んでくWeb3D技術のことを考えればやっぱりレンダリングした奴の方がいいんだろなぁ。


スクラッチ

そんなコンペがあったんだぁ。何か作って参加すりゃよかった、、、

トップを飾っているのはPajkrtさん。XenoDreamを使用して作られた作品で、ミクロな雰囲気とその造形がしぶい。使ったことある人は分かると思うんですがXenoDreamで思った形を作るのってめちゃくちゃムズいんですよね。
彼自身のサイトで他にも作品見れます→p:0/site

ちなみに僕がサンプルデータに手を加えて作ったものはこちら。→Alien’s Space Ship[07/06/14投稿分]

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3Dモデル化しちゃってるんでXenoDreamで描くことができる微細な部分がなくなっちゃうんですよね。かと言ってXenoDream自身にレンダリングさせようとする半日ぐらいかかっちゃたり。

お手本をみるとテンション上がります。


めがねめがね

傷だらけにしてしまったので新しいメガネを昨日頼んできました。で今日出来上がり、早いっ。

普段かける用と液晶モニタを近距離で見つづけても疲れない用の2つです。

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新しい液晶モニタが欲しいなぁなんて言ってたわけですが、すごく綺麗に見えるようになってまだまだ使えそうに思えます。僕の主観にすぎませんが、、、


Houdini Apprentice

フリーなOSを使っときながら100万円近くするソフトを入れるのもなんだかなーってトコロですが、入れてみました非商用版のHoudini Apprentice。

Ubuntu8.04でのインストールは、

$ ./houdini.install

と実行するだけでインストール先等の質問に答えるだけ、簡単です。

チュートリアルを一通りやってみて何とな〜くわかりました。まぁチュートリアルレベルではHoudiniの核であるノードネットワークを使用したプロシージャルな使い方まであまり触れられていませんが。

触ってて気付いたことといえば、たまに「Evaluating Python」という小さなダイアログが出てキーボード入力を持ってかれることでしょうか。こうなると中止のためのEscキーやy軸移動時のAltキーが聞かなくなります。他にもOSのショートカットとかぶるものがあるので調整が必要です。またCompiz Fusionをオンにしたデスクトップでは動きません。おそらくWindows VistaのAeroにも対応してないと思います。

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下はプリセットで入っているシェーダネットワークを覗いたところ、ちょっとクラッときました。ボチボチ覚えることにします。

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